おっさんの野望(準備編)

いつも出来合いを買っていたんだ
だけど、いつかは自分で作ってみたいもんだとずっと思っていた



そのための第一歩を踏み出すのだぁ〜


ど〜ん

ダッチオーブン!!
中華製なのとシーズンオフとで、普通の鍋よりも安かった。ビバ!オークション

普通キャンプ用ダッチは足付きで、キッチンダッチは上火が使えないけど、これ
は足なしで蓋に炭が載せられるのだ。目的にピッタリ


で、この鉄鍋なのだが、表面処理をしていないただの鋳鉄なので、最初に塗って
ある油分を取り去るとあっという間にサビる
そこで、使う前にシーズニングという作業がいるのだ
ネットで検索すると、どっちゃりとシーズニングの話が出てきて、いろんな人が
いろんな持論を述べているが、要約すれば


1.表面に黒サビを付ける
2.油をなじませる


の2点を行うことのようだ。鉄やアルミは酸化膜で覆ってしまうと錆び難くなるの
で、1は良く分かる

その過程でオリーブオイルを塗りつつガンガン加熱しろと書いてあるのだけど、
油はどうせ焼けちゃうのだから、炭を塗りこめているだけなような気がして2の
必要性は良く分からない。まあ油掛けて焼けば黒くはなるよね
で、黒くなったら完成。使い込んで黒ければ黒いほど偉いらしい。へ〜へ〜へ〜

シーズニングに失敗すると、アッと言う間に赤錆の餌食となる。恐ろしいことじゃ


さっそくやってみた

まずは風呂場で洗剤とタワシでゴシゴシ洗い


次に熱湯ぐらぐら

ぎゃ〜、瞬速でサビ始めた!取っ手のあたりはもう真っ赤。水危険!水怖い!


慌ててコンロ全開で焼く

まずは油を塗らないでやってみた。加熱されたところが青から紫、茶色に変化し
ていく。バイクのステンマフラーの変色みたいでカッコいいのだ
全体を焼いて、うっすら黒い状態で、もういいのではないかとも思えるが、次の
日見てみたら真っ赤だったらシャレにならんので、セオリー通りにやってみる。


冷ましてからキッチンペーパーにオイルを染まして、赤サビをふき取りつつ薄く
塗りつけて更に焼く

ひたすら焼いて冷まして塗って焼く。ガス代、すげえだろうなぁ〜と一瞬思う


でけた!

黒光り〜


せっかく余熱があるので、記念すべき最初の料理をやってみた

焼きイモ〜


これがビックリするぐらいスゲ〜旨かったもんで、みんな食っちゃった後で写真
撮るの忘れたことに気が付いた


これで、野望に一歩近づいた。むふふ
イムリミットまで、あと13日


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