超人たちの祝祭

別段テニスに興味があるわけではないのだけど、ここんとこ深夜はウィンブルドンを見ていた

昨夜は、帰宅してテレビを点けたらちょうど男子シングル決勝戦で、2−2でファイナルセットが始まったところ
ビールとおつまみを用意して、なっつを膝に載せて観戦体制は完璧

バンダナ男対キャップ野郎の試合は、どちらも引かず延々と続く
自分のゲーム(サーブ権を持つゲーム)を絶対に落とせない、ピリピリに集中した緊迫した勝負

過去5回も優勝したが、去年は無念の涙を飲んだバンダナ男と、これまで決勝で3回もバンダナ男に道を
阻まれてきたキャップ野郎。中盤、そのキャップ野郎にチャンス到来
相手のゲームでジュース(同点)に持ち込む
バンダナ落ち着けと思わず力が入るが、集中を一気に高めたバンダナ男、2点連取してピンチを逃れる

それからしばらくは全く互角。気が付くとなっつは爆睡。しかし、ビールが切れたのだ
取りに行きたいのだが・・・う〜む

試合は目が離せないが、すでに30ゲーム目。4時間を超えこのまま永遠に試合が続くのではなかろうかと
思ったとき、突如キャップ男大ピンチ
これまで堅牢に見えた精神力があれよあれよと崩れ去り、あっけなくバンダナ男の頭上に勝利が舞い降りた
思わずウォ〜と叫んでしまって、なっつびっくりして飛び起き、お怒りのご様子

驚かせんじゃねぇよ

しかし、すごいものを見ちゃったのだ
ほんのちょっとの違い。少しの精神力の差

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